2011.05.31
●東阿阿膠社が放射線・化学療法を受けるガン患者に6億円のアキョウ製剤を無償提供
生薬阿膠(アキョウ)メーカーである山東東阿阿膠股份有限公司(本社:中国山東省 取締役社長:秦玉峰)は2011年5月31日、中国抗癌協会と共同で、5000万元(約6億1800万円)に相当するアキョウ製剤を無償提供すると発表しました。
対象者は北京、天津、上海、済南、鄭州、南京、杭州、武漢、広州、深?、成都、重慶にある病院を中心に、放射線・化学療法を受けるガン患者へ提供されます。
中国北京中医薬大学付属病院の専門家によれば、ガン患者は放射線・化学療法を受けると、ガン性貧血を引き起こす場合があるとされています。しかし、アキョウ製剤の服用効果の長期追跡及び多くの臨床試験により、アキョウ製剤が、放射線・化学療法による貧血、疲労、脱毛などの副作用を軽減し、免疫力を高め、QOLを改善することが分かりました。
中国抗癌協会の張秘書長は、「今回のアキョウ製剤の無償提供により、4~5万人の関連患者の支えとなり、さらに、臨床治療効果の追跡から膨大なデータをとることにより、医療分野での問題解決のみならず、中医薬の国際化を推進できることでしょう」と述べています。 |